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中高年の方に多い膝の痛みの多くは変形性膝関節症です。
変形性膝関節症とは膝関節の軟骨がすり減り、関節炎や変形を生じて、痛みなどが起こる状態と
言われ、病院などでは老化や、使いすぎ、体重の増加などが原因といわれます。
しかし、本当にそれだけが原因なのでしょうか?
すこやか整体院ではそうでないケースも非常に多くあると考えています。
臨床上の経験から、膝の痛みは
『膝の誤った使い方、膝に負担のかかる姿勢から来る筋肉の過緊張』から
痛みが出ているケースがとても多いです。
この辺りを理解していかないと、1度痛みが治まっても
無理をすればすぐにまた痛みがぶり返してしまう、ということを繰り返す可能性もあります。
自分で出来る膝の痛み対策
まず自分の『膝のお皿』と『つま先の向き』に注目しましょう。
『膝のお皿」と『つま先の向き』が同じ方向を向いていることが大事です。
よくあるパターンとしては
『つま先の向き』は外側に向いているのに『膝のお皿』は内側に向いているというパターンです。
膝は捻る力に対応するのが苦手ですが、このパターンだと
常に捻りながら立ったり、歩いたりしていることになります。
日常生活の歩く動作やしゃがむ動作など、
何気ない動作からこの膝とつま先の方向を一致させる意識が必要です。
これが自力でできる状態なら、そこまで筋肉は緊張していないか、
筋肉の力がまだ強いことが考えられます。これを意識しているだけでも痛みは確実に違うはずです。
全くできないという方は、相当な筋肉の緊張か、弱化が考えられます。
弱化の場合は太ももの筋肉を強化すると膝のカバーが多少できます。
いすに掛けた状態で、片足を90度、太ももからつま先まで一直線にして10秒キープ。
これを片足3回ずつ×3セットやるといいです。
膝の痛みの注意点
もし膝の痛みがすすんで、膝に水がたまるといった状態の時は
その度に水を抜くことはあまりお勧めしません。
また水がたまっている状態の時に暖めるのもお勧めしません。
膝にたまる水とは、膝関節の潤滑と栄養補給の役割を果たしている
ヒアルロン酸を含んだ関節液または滑液のことです。
なぜその関節液がたまるかというと、
『炎症が起こっている』、または『半月板や関節軟骨などに損傷がある』という
ダメージをおさめるために関節液が膝に流れます。
そのため、そうのようなダメージが起こる原因が解消されない限りは
何度でも水がたまる可能性があります。
また基本的には炎症が起きているので水がたまっている時は
5〜10分冷やしたほうが効果的となります。
整体で膝の痛みにアプローチ
すこやか整体院では膝に出ている痛みとは、あくまで結果に過ぎない、と考えています。
膝自体に問題があって痛みが出ているケースは少ない、と考えているということです。
もちろん軟骨が減っている、ということも人によってはあるかもしれませんが
そのような方でも膝の関節にかかる負担を減らすことで、痛みは確実に変わります。
重点的に見ることが多いのは膝の上下にある、足首と股関節です。
この上下の関節のねじれが、膝の関節に負担をかけていることがとても多いのです。
これは先に言った「膝のお皿」と「つま先の向き」の話につながります。
また重心がどこにあるかでも、膝の運動軸に影響を与えます。
膝だけではなく、全体を見て施術するということです。
膝の痛み自体はその場の施術直後で、違いが感じられるはずです。
またどうすれば膝が痛むことがなくなるか、ということも指導いたします。
その上でどう動けば膝が痛くないか、ということを体が理解できるようになるまでが施術期間となります。