風邪の効用
風邪を引くとつらい、だるい、熱が出る、鼻が・・・のどが・・・くしゃみが・・・などと何かと悪者にされやすい風邪ですが、実はいいこともあるって知ってましたか？
まず、健康な体の定義の一つとして、弾力性があることがあげられます。固まっていなく、伸び縮みに幅があるということです。
ゆがみがある、それによる痛み・違和感があるという箇所は必ずこの弾力性がなくなっています。その弾力性をバランスよく回復させると、ゆがみや症状は改善するのです。
風邪を引くと
風邪を引いても、この弾力性がある程度回復します。一説には整体という言葉を発明されたとされる野口氏によると、風邪は病気というよりも、それ自体が治療行為ではないかとも考えられているそうです。
すなわち、風邪は病気ではなく、人体が本来備えている自然治癒力の発現だという考えです。
と、このような前提を元に考えてみますと、風邪を薬のような外からの力で治そうとするのは、実は違うのではないかということが浮かんできます。せっかく体が自分の力で治ろうとしている最中にそれを中断させてしまっているようなものかもしれません。
東洋医学では風邪は身体の正常化作用・排毒現象だから、薬で抑えるべきではない、という考えがあります。
このような考えと共通する点がありますね。
風邪対策
だからといって、現代の忙しい毎日の中、風邪はつらい・早く治したいという気持ちも当然あると思います。
そこで薬を使わず風邪を早く治す方法として
1保温保湿
2栄養バランスの取れた食事
3十分な水分補給
4十分な睡眠時間
よく言われることですが、こんなことがあげられます。
また、私の一押しとしては「深い呼吸」をお勧めします。息を吸うときは鼻から入って背中・骨盤の辺りまで息がたまる感じ（特に背面を意識します）、息を吐くときは骨盤から背中をとおり、頭の上まで抜けるような感じ。
このような普段意識しない箇所に呼吸を通すことで風邪にも良い影響が出ますよ。私の場合は大体この呼吸を寝る前に10分程度やることを1?2日続けるとほとんど治ってますね。そしてその後はそれ以前より体の調子がいいように思えます。
まあよほどひどい風邪の場合は別として、こんなことも試してみてはいかがでしょうか？(^O^)
秦野市渋沢の整体
