男女の骨盤は根本的に違います。

女性は出産の際はもちろんのこと、普段の生活でも
男性よりも不安定で歪みやすい骨盤の構造であるといえるでしょう。

下の画像をご覧ください。






左の女性の骨盤と、右の男性の骨盤モデルを比べると、
男性の骨盤は縦長のに対して、女性の骨盤は縦に狭く、横に広い感じになっています。

女性の骨盤は、出産を予定された構造になっていて、
出産の際に胎児が通りやすいように広く丸くなっているのです。

また、股関節の部分では女性の方が寛骨臼（股関節の付け根）が浅くなっています。
そのため足と骨盤との符合が弱く、股関節もずれやすくなっています。

これによって骨盤の不安定性も増しますし、股関節痛などの原因にもなります。

女性の骨盤が歪みやすいのは
このような構造上の違いの他にも、女性は出産に備えて
伸縮しやすいようにできているためなことも大きいです。

その他にも、骨盤や背骨を支える筋肉が周辺に多く付着していますが、
やはり平均的に男性より女性の方が、筋肉が弱いため
しっかりと支えづらいので、歪みやすいことも忘れてはいけないことです。

このような理由で女性の骨盤の歪みやすさは、
なかなか男性には実感として理解できないものだといえるでしょう。

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